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ご挨拶

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 八戸市文化協会は昭和33年10月16日に創立されました。平成30年には創立60周年を迎え、皆様方のご協力のもと60周年記念誌の発行を無事終える事が出来たこと御礼申し上げます。

 

 当文化協会には文芸部・芸能部・美術部・華道部・茶道部があり所属する各団体が八戸市の文化発展の為に日々ご尽力いただいております。

 

 主な行事として、生活文化展、学生書道展、八戸市総合茶会、八戸市美術展、八戸市総合華道展、八戸ファンタジィ等の各種イベントが毎年開催されており、八戸市の文化芸術の振興発展に寄与しています。

 

 昔から脈脈と培われてきた伝統ある文化・芸術を更に育成し、令和という新しい時代でも昔ながらの伝統文化だけでなく、新しい文化も包括しながらお互い助け合い、次の時代に継承して行くことが、私共文化協会の使命と考えるとともに、日頃から文化協会の運営・活動にご協力を頂いている会員の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。

八戸市文化協会第10代会長  泉  紫峰

八戸市文化協会沿革

八戸市教育委員会の肝いりで八戸市文化協会を昭和33年10月16日に設立する。

八戸市にはその以前から「春光会」という団体があって毎年1回文化展のようなものを市民会館や商工会議所で開催していた。

主に日本画・洋画・写真・書道等で、昭和30年ごろから文芸、俳句、川柳の色紙、短冊を含め展示していたように思う。

​このような団体の下地のあったこともあって、八戸市文化協会を、易々と設立することができた。

歴代会長のプロフィール

★初代会長  木村 靄村 昭和33年10月~35年4月 短歌 30団体

★二代目会長 大橋 英郎 昭和35年4月~38年4月 バイオリン 15団体

 

木村前会長が途中上京後、会員が極端に減少した事に心を痛めて、文化協会の運営を心配されて、現金10万円を大橋現会長宛に送金してきた。この現金を文化協会再生のために使ってくれとの手紙まで入って届いた。大橋会長宅で、緊急役員会を6名で開催し、相談の結果、文化賞につかってはどうかとの提案があり、満場一致で賛同を得られた。

昭和38年11月には、三日町の松和食堂で、八戸市と文化協会名で文化奨励賞贈呈と祝賀会を各界の人に呼びかけて盛大に催したのである。この時の受賞者は、角川俳句賞を受賞していた、村上しゅら氏を含めて5名を表彰することが出来た。

​昭和46年8月には、八戸市と協議し、八戸市文化協会と改称したのである。

三台目からの会長プロフィール

★三代目会長 法師浜桜白 昭和35年5月~54年4月 八戸小唄作詞家

★四代目会長 美濃部龍馬 昭和54年5月~58年4月 謡曲

★五代目会長 小井田幸哉 昭和58年5月~62年4月 中学校校長

★六代目会長 福地 義男 昭和62年5月~平成4年3月 八戸市助役

★七代目会長 天摩正太郎 平成4年5月~9年4月 八戸観光協会長

★八代目会長 加藤 憲嚝 平成9年5月~27年3月 俳句 当時会員数148団体加入

★九代目会長 天摩 正行 平成27年5月~令和2年9月 旧八戸観光協会と八戸観光コンベンション協会会長

 当時会員数140団体

★十代目会長 泉  紫峰 令和3年5月~ 日本舞踊家 現在会員数133団体

 

​コロナが猛威をふるっている中、各行事を2年間中止するなど、又会員の高齢化が進んでいる中で、会員の減少に歯止めがかからず苦慮している状況にある。

​文化協会としては、各種文化団体との融和と振興を図るためのセンターとなり地方文化の発展に寄与するとともに、目的を達成のため、芸能・美術・華道・茶道・生活文化の事業を開催し、新規会員の増強にも取り組んでいきたい。

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